家族葬はサラリーマン・転勤族向きなのか

一般葬を行う場合は、参列する方は親族だけはありません。お勤めをしていた方の場合には、会社でお世話になった方を呼ぶことになります。町内会役員などで、地域とのかかわりを持っていた方なら、地域の方々にも参列の声掛けが必要になります。一方、サラリーマンや転勤族の方だと、地域とのかかわりは希薄な場合が多く、サラリーマンの場合、部署・支部の異動があれば、直属の上司にあたる方は、その都度変わることになります。

そこで、家族葬を執り行うのがが相応しい方として、サラリーマンは向いている方が多いと言えます。転勤族の場合は、社宅で生活している方が多いため近所づきあいの必要があまりなく、賃貸物件に住んでいる方の場合でも、近隣付き合いが少ない方もいます。その上、数年ごとに異動となれば、家族葬をしたことを地域へ報告をしても、生活に大きな変化はありません。

また、サラリーマンの方で、直属の上司が頻繁に変わったりなどしている場合は、一般葬のようにお世話になった方全員を葬儀に呼ぶとなると、どの人を呼ぶべきか悩むこともあるでしょう。家族葬をしても、終了後の報告で十分な会社もあります。葬儀・法要後のことを考えた場合も、弔問に来る方は、親族以外ではいない可能性もあります。それを寂しいととらえてしまう人もいるでしょうが、捉え方によっては費用面などを考慮した場合に、効率よく葬儀ができると考えることも可能です。

家族葬は近親者のみで行うので、近所付き合いが希薄な場合や、転勤族の家族がいる場合においては、シンプルに葬儀を行う方がかえって効率が良いと言えるでしょう。